1:もゆもゆ大好き名無しのげんさん@ですです:2017/00/99 ID:MoyuGenn


商品概要
2005年2月から2006年1月まで放映していた
プリキュアシリーズ2作目の小説化。

日常の中のあわい恋心、会社員としての仕事のあるある、転じて
宇宙の成り立ちや、星への誘い、ひかりのアイデンティティへの悩み
そして戦いのシーンと次々にテーマが変わり、それが最後に見事に集約する展開。

「お花には、妖精さんが住んでるポポ?」ポルンはまあるい頭を回して、ひかりを見上げた。
同時に大きな垂れ耳がぴょこんと動く――
モフモフな妖精の感触や、やさしいひかりの声が聞こえるような
柔らかい文章から小説は始まる。

何度もビブリスの首筋を狙ったホワイトは、あっさりと逆に首を打たれた。
「あ――!」思わずホワイトは倒れ込む。すぐに立ち上がるが
頭がぐわんぐわん揺れるような気持ち悪さが襲ってきた。
ホワイトはそれを堪え、今度は足技を仕掛けにいく――
息遣いと体力のかけ具合が自分の体に入ってきて、戦いを読む醍醐味が伝わる。さらに、
「デュアル・オーロラ・ウェーヴ!」

七色の光が二人を包む。その中でなぎさの体を
黒を基調としたコスチュームが覆っていく。胸には薄ピンクの大きなリボン
肩口やスカートの裾には同色のフリルが揺れる――

プリキュアファンなら知っているからと、おろそかになりがちな
プリキュアそのものの丁寧な描写が続き、まるで目の前にプリキュアが
降り立ったように頭に画像が浮かぶ。

ここまできた「読むプリキュア」第6弾はじまる!